奥様が大好きなナチュラルカントリーなお家に大変身！

色合わせを頑張って出来上がった玄関です。
ドアや下駄箱を白くして、
床には柔らかい色のパイン材が貼ってあるので
玄関タイルがすごく引き立っています。

こちらが思いでスタンプです。
珪藻土は乾くのに時間がかかります。
その時間を使ってご家族みんなの手形を
ペッタンとして頂きました。
いらしたお客様の心が和む１枚ですね。

玄関の見どころがもう一つ。
珪藻土を塗りまわしたニッチです。
奥様の手にかかるとこんな素敵なニッチに大変身です。
癒されますね。

キッチンは、「リベラ」のオーダーキッチン。
扉はウォールナットの無垢材、天板のタイル、
さらには把手に至るまで、奥様がこだわって選ばれたものです。
奥様の嬉しそうな笑顔が忘れられません。

キッチンとお揃いで作られた作業台です。
お料理が大好きな娘さんと一緒に
楽しい時間を過ごしていただく事ができますね。

塗装まで終わった付梁です。しっくりとなじんでいますよね。
奥様が選ばれたグリーンのステンドグラス調の
ペンダントライトとの相性も素敵です。

和室とリビング間の壁に開口をつけました。
奥まで見えるようになったのと、白い壁のお陰で、
広く感じるようになりました。
もともとあった和室の飾り棚も見えるようになりました。

床のパイン材は部屋自体を柔らかく見せてくれます。
長い時間が経つと飴色に変わっていく
そんな楽しみをもたらしてくれるのです。

個室が欲しかった娘様の為に
キッチンと隣り合いで個室をご用意しました。
カーテンレールも可愛いものを選んで頂いています。
お友達にも好評みたいで嬉しいです。

既製品ではなく、造作の洗面台です。
カウンターはパインの集成材で造作しました。
壁の色は1面だけアクセントカラーのピンクを入れて
ホテル風に仕上げました。
奥様がこれにたくさんの小物を取り付けてくれましたよ。

ここにも、奥様こだわりのポイントがあります。
階段降りてすぐの壁にステンドグラスを入れることで、
暗くなりがちな階段が明るくなりました。

実はＭ様のお宅は雑誌の取材を受けて頂いています。
ナチュラルステージでもその雑誌をお渡ししているので
欲しい方はお問い合わせくださいね。

取材の時にはお子様にも参加して頂きました。
こんな感じで撮影をしていただいたんですよ。
良い記念にしていただけてたら嬉しいですね。

廊下の先に合った和室です。リビングと壁一つでつながっているのですが直接入る事ができません。

最初に行うのが解体工事です。和室とリビングの間に合った壁を壊していきます。リフォームですので大工さんが壊す部分だけを丁寧に取っていくので時間がかかりました。

壊しが終わると壁を順番に作っていきます。残った壁は真っ直ぐに立っていないためそれに合わせるように壁を作ります。

こちらはキッチンが設置される部分の壁です。今回の一番大事なキッチンですので位置を決めるのに沢山の時間をかけて決定していきましたよ。

壁ができた所で床に無垢フローリングを貼っていきます。築年数が浅いので元のフローリングに重ねるように貼ります。ナチュラルカントリー町には必須であるパイン材を採用しました。

そして、今回の見どころの２つ目である付梁を探すためにＭ様と一緒に三重県まで買い付けに行ってきました。皮が残る状態の木材を吟味して好きな曲線の丸太を買いました。

現場に運び込まれた丸太はまだ木そのものです。これを大工さんが皮をむいて必要な長さに切り刻んでくれます。

ロープを使いながら二人がかりで丸太を天井に取り付けていきます。Ｍ様ご家族が見守る中での作業でした。お子様にも貴重な所を見ていただけて良かったです。

天井に取り付くとこんな感じになりました。まだ塗装前ですが存在感たっぷりですね。直行する丸太を綺麗に見えるよう位置決めを慎重にしています。

梁が取り付くと工事は仕上げへと移行していきます。キッチンが付く部分にはキッチンパネルが貼られていきます。キッチンを引き立たせるために今回はホワイトのパネルを採用しました。

ドアもどんどん付けていきます。無垢の建具をご希望頂いたのでウッドワンの商品をご提案させていただきました。手触りは暖かみがあって気持ちがいいです。

玄関ドアをあけたらナチュラルカントリー調になる事がＭ様のご希望でしたので玄関タイルも張り替えていきます。

タイルはお部屋の雰囲気に合わせるために輸入タイルを選んでいます。サンワカンパーニーのショールームで実物を見ながら決めて頂いています。

さあ最後は珪藻土工事です。現場にてどんなパターンで模様を付けるかＭ様と楽しく決めさせていただきました。珪藻土の特性を生かして思いでスタンプも作りましたよ。

左官屋さんが丁寧に塗りつけてくれます。天井はずっと上向きで塗り続けなくてはならないのでとても大変な作業です。そのかわり出来上がりは最高です！