中華料理店　増席リフォーム

左側の少し張り出した部分が増築したところです。
外壁には杉の羽目板を使用しましたので、元々の建物によくなじんでいます。

掘りごたつの小上がり席をつくりました。
床には高級感のあるチークの無垢材を使用しています。
掘り込み部の真ん中にみえる渡り板は、左右に動かせるようになっています。
また、腰壁にはよごれ防止のために化粧合板を貼りました。

奥にある木の柱はもともとあったもので、構造上、抜くことができませんでしたので、きれいに塗装してアクセントとして活かしました。
フックを取り付けたので洋服掛けとしても使えます。

テーブルを置いたところです。

6人掛けのテーブルを２つ置けますので、最大で14名の宴会が可能です。

元々の店内から増席部分をみたところです。
腰壁を立ち上げて、視線を遮るようにしています。

元々の座敷との接続部分です。
取り外しのできる腰壁を造作しました。
座ってもたれても大丈夫な強度があります。

腰壁を取り外すと、元々の座敷とも続き間になります。
元々の座敷の方にも腰壁パネルを貼り伸ばしました。

入口まわりの屋根を張り伸ばしたところです。
スロープには握りやすい手すりを取り付けました。
その前のところは喫煙＆待合スペースとして使えるようになっています。

左側が増席リフォーム部分、右側が屋根リフォーム部分です。

施工前の様子です。
屋根の下が砂利敷きの坪庭（？）のようになっていたのですが、あまり活用されていませんでした。

店内からみたところです。
奥のガラス張りのところを室内にリフォームしました。

入口のスロープです。
庇が短く、また大きな木柵が立っていたため、狭くて暗いスペースでした。