奥様念願のキッチンリフォーム。大好きなパステルカラーのキッチンでお嫁さんと仲良くお料理できて嬉しいです
リフォームの概要
キッチンの床の劣化が激しいため、全部めくって下地から作り直しをし、天井、壁も古くなった化粧合板からクロスへ作り変えます。
使いこんだキッチンは、最新のシステムキッチンへ入れ替え。
和室は壁のジュラクを塗り替えるだけでなく、いらないものが詰まった押入れを部屋の一部に作り変えるリフォームを行います。
同時に部屋続きの縁側の内装工事も行っていきます。
北名古屋市 I様邸
キッチン
リフォーム前の現場の様子
築30年ほどのI様のお家のキッチンです。
建てた当初のままのキッチンで、カウンターの高さも低く、見た目も古くなってきました。
吊戸棚は造作であるものの、高さが高く、一度入れたら最後取り出すことが困難。
年齢のこともあって、高いところの物を出し入れするのが大変です。
250万
1ヶ月
I様にとって、今回が最後のリフォームとなります。
すでにキッチン以外の水回りはリフォームが終わっていて、奥様が待ち望んでいたキッチンリフォーム。
とにかく、今が古いので、新しく綺麗で使いやすいキッチンにして欲しいとのことでした。
同時に劣化が激しくなったキッチンの床や縁側、和室の押入れ部分もリフォームして
住みやすくなることをご希望されました。
今回使用したキッチンはLIXILのﾘｼｪﾙです。
収納のしやすさとｶﾗｰﾊﾞﾘｴｰｼｮﾝが豊富で
ﾊﾟｽﾃﾙｶﾗｰが得意なキッチンとなります。
既設の卓上式食洗機もきちんと出窓に置くことができました。
キッチンの脇にあった勝手口は
採風タイプに取り替えをさせていただきました。
開閉がしにくくなっていたのでつかえてなかった勝手口ですが、
新しくなったので風も入れやすく使いやすくなりました。
収納はほかの部屋にたくさんあるので・・・
ということで押入れ部分を壊して
家具置き場にリフォームしました。
4.5帖の和室に出ていたTVがなくなったので
広くお部屋が使えるようになりました。
天袋はそのままに、押入れの部分をジュラクで塗り替え、
床には竹の無垢ﾌﾛｰﾘﾝｸﾞを貼っています。
和室になじみやすい竹フローリングは人気の商品です。
キッチンと部屋続きの和室です。
ﾘﾋﾞﾝｸﾞとして使用しているのですが、
4.5帖しかないので、
正面の押入れをリフォームして
広げる予定です。
劣化が進んで、ほとんど開け閉めが
できなくなってしまった勝手口です。
こちらもリフォームして、
便利な勝手口にチェンジしていきます。
リフォームスタートです。キッチンから始めるので、家具を全部リフォームしない部屋へ移動します。大工さんとナチュラルスタッフとで大移動です。
キッチンが一番奥の部屋なので、廊下に養生をして傷がつかないようにします。
まずはキッチンの解体から。既設のキッチンを取ると、配管や土壁が見えてきます。壁を新しく作るので化粧合板の壁仕上げも撤去します。
キッチンの上の天井を上げたかったのですが、壊してみたら、庇の下地が見えてきて急遽予定変更。天井はあげられるだけ上げることになりました。キッチンの換気扇は無事付きそうで一安心。リフォームは解体が一番緊張する瞬間です。
床はもともと劣化が激しかったので合板の下地からやり直すよていだったのですが、こちらも予定外の事態が発生！根太と呼ばれる横材の間隔が広すぎてやり直すことになってしまいました・・・。恐るべしリフォームです。もちろん費用はナチュラルステージ持ちです・・・。でも地震に強い根がらみがついてることが分かったのでヨシとしよう。
床下が思い切り見えるようになったので、けがの功名でいくつかチェックしてみます。まずは家の変形を防ぐ火打ち土台。写真の三角に見える部分・・・入ってること確認できました。一安心。
建具の下に床下点検用の基礎開口がありました。壁の直下でないので、地震の時にも問題なし！たまに、構造の壁の下に穴が開いてることがあって「オイオイ」と突っ込みたくなる時があります。壁の下は基礎！！が基本ですよね。
床組と同時進行していきたいのが断熱工事です。リフォームしても足元がスースーしていたら・・・残念です。ナチュラルステージでは、写真のような保温板を入れています。
大工さんが根太の間に保温板を少し加工して入れていってくれます。この時の注意事項は、この保温板に乗らない事！！すっぽり抜け落ちて激しく足を怪我します・・・。絶対乗らないでくださいね。
現場に見慣れぬスーツ姿の人がいますね。こちら今回取り付けるLIXILのキッチンを取り付けるので下見に来てくれたメーカーの方です。無事にキッチンがつくかどうか寸法を取ってみてくれています。
電気屋さんも、着々と工事を進めてくれています。壁に各配線工事もスタンバイOKです。
断熱材が入ったところで無垢フローリングの下地になる合板が貼られます。しっかりした足場ができたところで大工さんは壁の工事に入ります。
現在化粧合板の壁に合板を一枚貼ってクロス仕上げの予定です。5ｍｍの合板を貼ると今のﾄﾞｱの枠を超えてしまうので、ドア枠の廻りを囲むように見切りをつけていきます。あとで自然塗料で色合わせしてから塗っていくのでﾄﾞｱと一体に見えますよ。
いよいよキッチンの壁下地が組みあがりました。キッチンの組立は明日。ｷｯﾁﾝﾊﾟﾈﾙを貼ってから、LIXILのリシェルが付きます。奥様の希望で、とってもかわいらしい色のキッチンですので今から楽しみです。
床はすでに無垢フローリングが貼り終わってしまって、養生もされていました。 傷がつかないように何重にも養生をしています。
キッチン設置日です。家の周りにはこんな感じでキッチンが分解された状態で梱包されて届きます。このセットが約３つ分くらいあります。
キッチンの組立はメーカー施工です。保障の関係もあって手堅くいきたいところです。ｷｯﾁﾝﾊﾟﾈﾙを貼ってから、外に置いてあるキッチン部材を取り付けていきます。一番最初は換気扇がついてますね。
キッチン施工後に勝手口も取り替えました。採風タイプですのでﾄﾞｱを閉めた状態で、真ん中のガラス部分が上下にスライドして風を入れることが可能です。夏、本当に快適になりますよ。
キッチンのリフォームが完了したので和室のリフォームに入ります。押入れの下の部分を家具置き場にリフォームするため内部を壊します。
押入れ部分を家具置き場にするために床を作ってもらって、左官屋さんに壁を塗ってもらっています。ジュラクの仕上がりまであと少し。いよいよ完成間近です。
新春のリフォーム祭りにご来場いただいたI様。
設計の渡辺がお話をお聞きして、奥様が最後までとっておいた念願のキッチンリフォームについてたくさんお話をお聞きしました。
リフォームすることに、若干のためらいがあった奥様ですが、ご主人様の後押しをいただいて工事に踏み切ってくださいました。
20年以上使われたキッチンには高い位置に収納があって使いにくくなっていましたが、新しいキッチンは収納をすべて腰から下へ移動することで、お年を重ねられても安全にたくさん収納していただくことができるようになりました。
キッチンを決めるときは、お嫁さんが一緒にショールームへご来場くださって、奥様がうまく希望を言えなかった時も上手にお嫁さんが聞き出しをしてくださってご納得いただいた商品を手に入れられました。
工事前のお片付けがとても大変だったようですが、工事中は、少しずつ綺麗になるキッチンや和室を楽しくご覧になられて見えました。
ストレスがたまりやすいキッチンリフォームですがI様ご夫婦は、外出や旅行を上手に組み合わせて乗り切ってくださいました。
新しい好きな色のキッチンで、お嫁さんと一緒にお料理を楽しんでいただけたら嬉しいです。
引き続き外壁塗装の工事中で、もうしばらくご迷惑をおかけしますがどうぞよろしくお願いいたします。
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