【こどもみらい住宅支援事業】終了予測してみたら？

こんにちは！
愛知県岩倉市・北名古屋市を中心に活動するリフォーム・外壁塗装の会社、ナチュラルステージです。

突然ですが皆さん、リフォームするとお得な補助金がもらえる制度「こどもみらい住宅支援事業」ってご存じですか？

「こどもみらい・・・」という名称から、「うちは関係ないわぁ～」なんて思ってらっしゃる方も多いかもしれませんね。
でも実はこれ、リフォームなら年齢や世帯構成に関わらず、補助金を受け取れる可能性がかなり高いんです！

これまで何年も「エコポイント」「次世代住宅ポイント」「グリーン住宅ポイント」などなど、名称を変えながら継続されてきた、国による省エネ型住宅の促進策の一環です。
今年度は新築・リフォームあわせて、総額1,142億円の予算が確保されています。

リフォーム工事ですと、窓の断熱改修、省エネ性能の高い水回り設備、バリアフリー改修、家事負担が軽減できる設備（食洗機やレンジフード）などが幅広く対象となりますので、ナチュラルステージでも大勢の方に利用していただいております。

ところがこの補助事業、その年の予算額を使い切ったら終了なんです。
なので、そろそろ「いつまで補助金がもらえるのか？」というのが心配になってくる時期になってきました。。。

ここで注意していただきたいのが、補助金の申請ができるタイミングです。

中小規模のリフォームの場合、通常はすべての工事が終了した後に、ビフォーアフターの写真とともに補助金申請をするのですが、今年度の「こどもみらい住宅支援事業」では、工事着手後に予約申請ができるようになりました（これまでの制度だと、工事金額が1,000万円以上でないと予約申請ができませんでした）。

これは、秋以降にリフォームを考えてらっしゃる方にとっては朗報！なのですが、注意していただきたいのは予約申請ができるのは「工事着手後」というところです。
中小規模のリフォーム工事だと、１週間～１か月で工事が終わってしまいますので、予約申請をしても、実際にはそのメリットを受けにくいケースが多いと思われます。
ですので、結局、予算額に達する前に工事をしないと間に合わない！と考えておいていただいた方が良さそうです。

では、今年はいつごろ予算額に達するのか？　
過去の実績をもとに大胆に予測してみたいと思います！

★これまでの同様の補助制度の終了時期★
「次世代住宅ポイント」　総予算1,300億円　～2020年3月31日発行申請終了
「グリーン住宅ポイント」　総予算1,094億円　～2021年12月15日発行申請終了

2019年度の「次世代住宅ポイント」は、消費税が10％に引き上げられた後の景気対策としてスタートしたものでしたが、途中で新型コロナウイルスの世界的流行の影響によって、設備機器の納期遅れが多発したことから、申請期限が2020年３月末まで延長されました。
続く、2021年度の「グリーン住宅ポイント」では、年度末を待たずに予算上限に達する見込みとなったため、その年の12月15日に発行申請の受付を終了しています。

では、今年度の「こどもみらい住宅支援事業」はどうなるのでしょうか？？
今後の推移を予測するため、昨年度の「グリーン住宅ポイント」と今年度の「こどもみらい住宅支援事業」の予算消化率を調べてみました。

公式発表されている事業の進捗状況によると、最新発表の８月末時点では38％の予算を消化しており、ここまでの推移でみると毎月10％ずつ予算消化していっている状況です。
一方、昨年度の「グリーン住宅ポイント」では、途中までは毎月10％ずつ消化していたものの、全体の消化率が50％を超えた11月からは駆け込み申請が増え、月の消化率が25％までアップし、予算消化率が80％に達した時点で新規受付が終了となりました。

ということは。。。
今年度の「こどもみらい住宅支援事業」も、このまま10％ずつ予算消化していくと10月には50％を超え、12月までには受付終了となる可能性が高そうです。
予算の実施状況が８月末から公表されていないのも、駆け込み需要を必要以上に煽らないようにするため、といった国交省の思惑からかも？？

ということで、「こどもみらい住宅支援事業」を使ってお得にリフォームしたい！という方は、年内中の着工を目安にお急ぎくださいね！